追い込み馬としてファンを魅了し続ける

49回目の開催を勝利したグラスワンダーや、58回目の開催を制覇したドリームジャーニーという名馬は、このレースで勝ち星を得た馬ですが、その後両馬はグランプリホースとして飛躍していくことになります。グラスワンダーは、このレースを圧倒的好タイムで快勝しますが、4歳古馬になって故障が判明します。春開催のNHKマイルカップを断念し、迎えた秋の毎日王冠ではサイレンススズカの怒涛の圧勝劇の前に5着と敗れますが、それでも復帰戦としてはまずまずといった成績を収めます。

しかし、迎えたアルゼンチン共和国杯では愕然の黒星を飾ってしまいます。この次の有馬記念では、自身の完全復活を遂げる勝利を挙げることに成功し、この馬の才能が一気に花開くことになります。このレースからは安田記念を2着、宝塚記念を1着、有馬記念を連覇するという快挙を収め、様々な距離で活躍し最強馬の地位を我が物とします。ドリームジャーニーは見事このレースで勝ち星を挙げ、親のステイゴールドの産駒としては初めてのGIタイトル獲得馬となります。

クラシックレースでの期待を十分に集めていましたが、3歳当時はまさかの惨敗続きのレースとなります。武豊騎手とのコンビで神戸新聞杯の前哨戦を突破するも、本番の菊花賞ではかつて勝利経験のある馬にも負けてしまい、3歳ではGI未勝利で幕を閉じることとなります。4歳の古馬になって、池添騎手にスイッチしたことにより重賞を2勝上げる復活を見せます。

そして5歳馬になり、宝塚記念のGIでディープスカイを完封しての勝ち星、続く有馬記念では牝馬最強のブエナビスタを圧倒して勝利するなど、グランプリホースとしての栄誉を獲得し、追い込み馬としてファンを魅了し続けています。

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