歴史的な短距離の名馬
第14回と第15回のマイルチャンピオンシップを連覇したタイキシャトルは、歴史的な短距離の名馬と呼ばれています。当時は騎手で言えば武豊騎手、厩舎で言えば藤沢厩舎というブランドが確立しており、タイキシャトルはこの名門藤沢厩舎の管理馬として岡部騎手や横山典弘騎手を鞍上に、短距離路線で圧倒的な強さを見せつけました。藤沢厩舎では馬の適性に合わせてレースを選択する方針のもと、天皇賞など不向きな距離には目を向けず徹底して短距離路線を歩み続けることでタイキシャトルは歴史的な名馬になったのです。
第20回と第21回のマイルチャンピオンシップを連覇したデュランダルは、出遅れ癖を持った馬でした。これは気性の荒さと脚元の弱さが原因だったようですが、まだデビューして5年目の池添謙一騎手を鞍上に迎え、直線一気の追込でパフォーマンスを発揮しました。またマイルチャンピオンシップの連覇だけでは無く、スプリンターズステークスも制覇しており、デュランダルはまさに最強馬と呼ぶに相応しい成績を収めるのです。また当時の池添謙一騎手にはスイープトウショウという似た脚質の馬もいたことから、池添謙一騎手は追込の騎手というイメージを植えつけることにもなりました。
第23回と第24回のマイルチャンピオンシップを連覇したダイワメジャーは、半妹にダイワスカーレットがいるなど兄弟も多く活躍した馬です。ダイワメジャー自身は3歳時に皐月賞を制覇しマイルから2000m程度のレースを得意とした中距離馬でした。名繁殖牝馬スカーレットブーケの仔であり更に兄弟の活躍にも期待が集まるところです。

